THE INTERNATIONAL PLAYBOY & PLAYGIRL RECORD/pizzicato five(1999)
「THE INTERNATIONAL PLAYBOY & PLAYGIRL RECORD」pizzicato five(1999/radymade records,tokyo/日本コロムビア)
ピチカート・ファイヴの98年作「プレイボーイ プレイガール」の全13曲から8曲をチョイス、ヴァージョン違い1曲を追加した9曲入LP盤。これ時々中古屋で見かけてたんですがようやく購入。CD作品は冒頭こそ作り込んでるけど4曲目「新しい歌」以降ひたすらポップチューン連発で、そこから純粋に楽曲単位で「いい歌」がコンパイルされているという感じ。この頃のピチカートはノンストップ形式が多かったからこのアナログ向けにやや無理矢理なエディットもあったりはするけれど。
あと特記すべき点として、それまでのピチカートの作品て野宮さんをイメージした詞の世界だったけどこの作品以降目線が「男性」に...つまり小西さんの目線になるんですよ。小西さん曰く「今作は真貴ちゃんが僕のイタコになってくれている」と(笑)。どういう心境の変化でそうなったのかはわからないけど思いきり感情移入して聴いた「ベリッシマ!」にも似た何かを感じたものです。