空気吸うだけ

あんな風にも こんな風にも  生きたくない

2018年冬、東北の食と温泉を嗜む旅(銀山温泉編)

10時過ぎ、昨夜から運休だった陸羽東線が今朝は定刻通りやってきた。タクシー代行は有難かったけどやはり列車で駅を乗降したいもの。中山平温泉宮城県の最も西に位置するので少し走れば山形県。晴れたり吹雪いたり、新庄に着いた頃にはまた晴れたりと目まぐるしく天気が変わる。

 

f:id:fogtent1026:20180215225203p:plain

新庄駅に到着。この新幹線ではなく次の普通列車に乗車。時間があったので駅ナカを散策。がらーんとしてましたが山形新幹線の終点の駅なのでそれなりに立派であります。新幹線が行った後に入線してきた普通列車に乗車。約20分揺られて大石田駅へ。

 

f:id:fogtent1026:20180215225503p:plain

大石田駅からはバスで40分。向かった先は、

 

f:id:fogtent1026:20180215230343p:plain

雪景色の銀山温泉。何度も行こうとしたけど寒さに弱い体質が故にどうにも腰が重たくなっていた。今回Twitterの拡散を見て、小ネタ収集の観点からも行くなら今でしょ、と。

 

f:id:fogtent1026:20180215230624p:plain

銀山温泉は旅のメインなので4時間近く滞在。幸い天候にも恵まれ多くの時間を撮影に費やせた。もし吹雪いてたり寒さに耐えられなかったら温泉やカフェでまったり時間を過ごすのもいいかと思った。

 

f:id:fogtent1026:20180215231523p:plain

銀山温泉には公衆浴場が2箇所あって、そのうちの一つ「しろがね湯」。見ての通り細長い建物。男湯はこの2階の先端、したがって浴槽が三角形。しかも先端に行けば行くほど熱い!結構混み合ってました。

温泉に入った後、旅館に併設のカフェに入ろうとしたけど、「宿泊者以外立入禁止」「予約制」の案内が多くいいやという気分になってしまった。訊けば入れたかもしれないけど。有名なカレーパンは普通にパン屋さんで売ってるカレーパンの味だった。

 

f:id:fogtent1026:20180215232809p:plain

f:id:fogtent1026:20180215232558p:plain

f:id:fogtent1026:20180215232656p:plain

この時季にしてはひじょうに穏やかな晴れの日。吹雪く事もなくむしろ温泉効果でポカポカの状態。本当はランプ灯る夜の時間まで居たかったですけど帰りの列車の時間がリスキーだったもので16持過ぎに銀山温泉を後にしました。

16時半のバスで銀山温泉を出発、のはずがバスに大幅な遅れが生じ予定していた新幹線と接続が取れず行ってしまうというアクシデントが。ほぼほぼ順調に行っていただけにここは悔しい。でも行ってしまったものは仕方がない(といっても指定は取ってません)。次の新幹線の時間まで1時間半。駅前に一軒のラーメン屋、お腹も空いたしここでのラーメンを夕食に。本当は接続の新幹線に乗って米沢で仕入れる駅弁を夕飯にするという野望があったのですが・・・。

 

f:id:fogtent1026:20180215234737p:plain

19時前、駅に戻り誰もいないホームで新幹線を待つ。到着したつばさ号はガラガラだ。つばさ号は福島でやまびこ号と併結するので遅れてたまるか!というふうに先を急ぎ予定どおり東京(厳密には上野)に到着。最後がちょっと予定どおりに行かなかったけどほぼほぼ満足のゆく旅が出来たのではないかと。銀山温泉もよかったけど中山平温泉の予想を遥かに上回る素敵さがこの旅一番ポイントだったかな。宮城&山形、Ciao!(おしまい)